野球における個性と目的
滋賀県の湖西で軟式草野球をしている滋賀CARPSは本日も一生懸命野球であそんできました。
キャッチボールからスタート。
横からみていて非常に意味あるキャッチボールが行われていました。
ホームへ返球するアップ内野ノックを行いました。
前半はなっちゃんにノッカーに行ってもらいました。
まだ皆さんにはいっていませんでしたが、なっちゃんは滋賀CARPS初代の主将(キャプテン)です。今後も色々なお手伝いをしてもらい、チーム運営を知って行ってもらおうと思っていますので、皆さんも協力体制でお願いいたします。
チームは渡り継がれていきます。いつまでもワンマンで行っていては途絶えてしまいますので少しずつ少しずつ主将にはチームのノウハウを伝授していきます。
写真はありませんがその後は恒例のキャントクの外野ノック練習に真が手伝ってくれました。いつもありがとう!
いつもこの後は内野ノックへ移りますがこの日は一度元気なうちになっちゃんの投球練習+バッティング練習を行いました。
前回もそうですが男が束になってかかるのですが、なっちゃんの投球はなかなか打ち崩す事が出来ません。
皆しっかりと抑えられてしまいます。そこまでスピードがないにしろ、制球が良く、見た目以上に重いのでしょうか、捕らえた!と思っても不思議と飛ばないのですよね。一見滋賀CARPSのメンバーの打力が低いから?と、思われがちですがそうではなくて、以前の大阪カープスの時の投球練習でも同じ感じだったのでやっぱり何かなっちゃんのピッチングには裏付けがある感じがします。
しかしだからと言って、いつまでも抑えられているわけにはいきません。しっかりとボールを見てなっちゃんを打ち崩せるように、各自素振りをしたり筋トレをしたりして打線は打力を上げましょう。逆になっちゃんは今まで通り、それ以上に打線を抑えるように努力をしていきましょう。
内野ノックを行いました。
この日は豪の動きが少しチグハグした動きでした。しかし仕事もプライベートも同じですが、いつでも万全ではありません。調子が悪い時は必ずあります。だからこそ普段から一生懸命練習に取り組み、調子が悪い時でも悪いなりに結果を残せるように1回1回の練習を大事にして、家での練習でも1つ1つの練習を大切にしましょう。
野球には多くの理想があります。わかりやすい所で言えばファインプレーをしたい。ホームランを打ちたい。三振を取りたい。色々ありますよね。
でももっとよくプロ野球を見てください。
全選手が豪速球で三振を取るピッチャーでしょうか?全選手がフルスイングでホームランを打てる選手でしょうか?違いますよね。
野球には小さく打ってヒットを打つ選手、変化球で打たせるピッチングをする選手、足を使って盗塁だけを狙うスペシャリスト。色々な役職があります。それぞれの個性があります。
個性はありますが、目標は一つです。それは「チームを勝利に導く」ことです。
つまり「自分がホームランを打ちたい!三振を取りたい!ファインプレーをしたい!」と言う思いは野球には存在しない考えです。
しかし不思議な事にこの思いは草野球をする選手の多くに存在しています。
野球は全員で勝利をつかむスポーツです。その中で勝利よりも自分がしたいことを優先したらチームはどうなるでしょうか。
そうです、それはチームではなくなってしまいます。
言い換えれば合唱団なのに自分の歌だけを歌いたいと周りを見ずに歌うだけ・それは只のカラオケで合唱団ではありませんよね。野球も同じです。
つまり野球とは、チームの勝利に貢献するために自分に出来る事をブラッシュアップ(研ぎ澄ませる)する事です。その延長線上にホームランや三振、ファインプレーがあるのです。
これを決して忘れてはいけません。
その想いがあれば練習へ取り組む姿勢も変わってくるはずです。「自分のプレーは勝利に貢献できるのか?どこで役に立つのか?」それを考えれば片手間な練習は出来ないはずです。身勝手な行動はとれないはずです。真摯に目の前の練習へ没頭するはずです。メンバーの事を想えるはずです。
滋賀CARPSに入団してもらっているメンバー達はそれが出来る子です。出来る子だけに入団してもらっています。
だから滋賀CARPSでは言います。相手を想おう!
それが滋賀CARPS、漢の道。