泥だらけの中でも白球を追いかけろ！

本日は前日の降雪の為グランドがかなり浸水しており一時は中止と皆に宣言しましたが、グランド状況を見せたメンバーの一人から「練習をしたい！」と熱いメールが来ましたので急遽予定を変更し、志願者のみで活動を行いました。それでもマネージャーさん含め7人ものメンバーが集まり、この寒い中にも汗びっしょりになるほど猛烈な練習が行われました。

今回も体操からスタート。流石に今日は地面がびしょびしょだったので寝転んでの柔軟は無しにしました。

グランドを半周ランニングしました。本当に対応とランニングでかなり体があったまります。そして体があったまるとポテンシャルも上がりますし怪我も減ります。

入念にキャッチボールをしました。

真、ホシ★、きゃんとく組の方は猛烈な速攻キャッチボールをしました。

キャッチボールはある程度方がほぐれたら野手は特に半身で捕る、そしてすぐに投げる練習キャッチボールを取り入れましょう。体も温まりますし、その後のノックで必ずいきます。しかし投手などはしっかりと投げ込んでも大丈夫です。

ノックを行いました。

キャッチャーを入れると野手は３人でかなりハードですぐに息が切れるようなハイローテーションでしたがそれでも皆一生懸命に白球を追いかけました。

怪我をしたホシ★は完全回復どころかかなりのパワーアップでこの日はぴか一の守備を見せてくれました。

ザキさんも相変わらずのどっしりとした守備で安定感を見せつけました。

真は捕手に専念するようになり捕球技術が格段に上がりました。内野ノックでは捕手側が多いですが、たまに守備側に行くと水を得た魚のように走り回って頑張る姿勢を見せてくれます。

なっちゃんは久しぶりの参加でしたが皆に負けじと白球を右に左に追いかけました。

休憩中には今後のチーム方針などのお話もしました。

もう皆さんもわかってきたと思いますが、草野球はいつも同じメンバーでプレイできません。なので今後の試合などを想定したときにはある程度いくつかのパターンを想定して練習を組んでいかなければなりません。それは誰かがのけ者にされて誰かが変わるという事ではなくて、誰かがいない時でも誰かが補填できるという状況をある程度作っておかなければならないという事です。
滋賀CARPSは昨年１年間はほぼ固定のポジションで練習してきたおかげで、ベテラン勢の選手はある程度メインポジションでの風格が出てきました。ですのでそういった選手はメインも伸ばしつつ、他のポジションでも少しづつ特性を見出していかなければなりません。そうする事で、いざ試合と言うときにつぎはぎだらけにならずに済むという事です。

トスバッティングをしました。

この日もマネージャーのさやちゃんが寒い中、泥だらけのボールを全メンバー分トスを上げてくれました。本当にありがとうございます。
ホシ★が持ち前のパワーと長距離砲の片りんを見せつけ、ボンボン外野の頭を越える打球を飛ばしていたのが印象的です。本当に遠くへ飛ばす体重移動とボールをたまに乗せる技術に長けています。

ザキさんもこの日は非常に心地いい快音を響かせていました。

投手二人並んでのピンチング練習を行いました。

なっちゃんは久しぶりだったので後半はかなりヘロヘロになっていましたが最後まで頑張って投げ切っていました。

最後は締めノックです。

全員ここまでの少人数でのハードワークにボロボロになりながらも最後の最後まで白球を追いかけました。

特に真は最後の最後まで声を出して元気いっぱいノックを受ける姿は非常に素晴らしい姿勢です。

この日、ノックを打ちながら皆の笑顔を見て「練習やってよかったな」と思いました。そしてこんな泥だらけのグランドの写真を見ても「よし！俺も練習いくぞ！」と気持ちを一つにしてくれたメンバー達がいる事にも感謝です。
そしてその中にマネージャーさんのお二人も来てくれて嬉しかったです。寒いし泥だらけだし、それでも来てくれたことは嬉しかったですし、さやちゃんもミカりんも泥だらけになりながら、大きな水たまりの真ん中のボールを何度も取りに行ってくれたりとフル回転でした。本当にありがとうございます。

今の日本はすぐに寒くなり、そしてまたすぐに暑くなります。試合でも気持ちよく出来る時なんてほとんどありません。しんどかったり、ピリピリした状態ばかりが続きます。つまりは良い環境で楽しく野球なんてほぼないのです。その中で大事な事は、この環境下で何が出来るか、そして自分が何をしたいのか、それに対してどういった動きをするのか、と言う事です。これは野球だけに限らず全てに言える事です。
人は大人になればなるほど自分への言い訳がうまくなります。そこからどうやって一歩自分を引っ張り上げるか。それはとても大事な事です。自分が野球が好きだと選んだ草野球の道。その一歩を踏み出すには一番踏み出しやすい道ではないでしょうか。自分が選んだ草野球で大人を忘れて熱くなりましょう。
君の心は輝いてるかい？

今日、メンバーの一人は「野球がしたい！！！」という熱い想いを伝えてくれました。それは全ての始まりです。それは草野球をしたいと思って募集したその想いです。そこに言い訳も何もなく、ただ野球がしたい！という想いでした。それはとても嬉しく、それに呼応してくれるメンバーがこれだけいてくれたことも本当にうれしかったです。
それが滋賀CARPSです。それがこのチームの真骨頂だと思います。

滋賀県湖西の草野球チーム、滋賀CARPSではメンバーとマネージャーを大募集中です。
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