変わるものあり、変わらないものもあり、変わったように見えるものもある

この日は総勢18人が集まりましたので紅白戦を行いなかなかドラマチックな展開で大いに盛り上がりました。試合は据え置きカメラですが全打席撮影していますので気になる方はこのブログ最下部の動画が滋賀カープス公式youtubeチャンネルで試合の内容をご覧ください。

で、本日はタイトルにある様に滋賀カープスの今までや行く末などを少し書きます。

ここ最近は若く少しやっていた風の選手が一気に増えてチームはとても強くなったように感じますが、いざ実践となるとそれら選手がすぐに活躍できるわけもなくほどほどにエラーしたり打てなかったりと野球とはつくづく難しい生き物だなと感じ、でもだからこそ面白いと改めて思うばかりです。

私は監督として最近非常に嬉しく思っています。それは新人選手の中の多くの選手が私がこうであってほしいと思う滋賀カープスを体現してくれているからです。
滋賀カープスも４年目に突入し初期メンバーは私としばやん、真の三人だけになりました。その後は入団してくれた多くの選手たちは皆色々な理由でチームを去り、この一年はまさに新生滋賀カープスと呼ぶべき今の姿に一気に様変わりしました。

今までチームに入ってくれた人達がいたから今があります。これは私も既存メンバーも絶対に忘れてはいけない大事な心のリレーですが、このブログをずっと読んでいただいている方々にはわかると思いますが、私は今の体制まではずっと同じいらだちを抱えていました。それは滋賀カープスをただの週末の趣味と思わないで欲しいという想いです。しかしその想いはなかなかメンバー達に伝わりませんでした。唯一その想いを汲んでいたのは少しだけ違う部分もありますが真だけです。真だけは野球に全てを注いでいました。普段から仕事の後に一人で公園に行き素振りをしたり壁当てをしたりして成長を望んでいました。真には今でも多く注意をするほど癖ありメンバーですがこのひたむきな野球への姿勢だけ私はずっとかっていました。
しかし他の選手はどうだったかというと、私は満足していませんでした。

私は初心者から野球をはじめました。その中で下手は下手なりに努力する義務があると思って今日まで来ています。下手なのに何故努力しないのか？下手なのに努力もしないで何故野球をするのか？１週間に１回だけ２時間だけグランドで練習して下手がうまい奴にどうやって追いつくのか？毎回下手で結果も出ないで失敗を繰り返して、でも一向に努力しないで、一体何のために野球をやっているのか？私はそれが今でも真剣に野球に取り組まないメンバーにはそこが疑問です。
自分が下手であることは組織で結果を出す野球では他の人に迷惑をかける事です。

皆で下手な人間をカバーできる野球は素晴らしいスポーツです。しかし下手な選手がカバーに値する選手か否かはとても大事な事です。そいつが下手なのに一向に努力しなくていつまでも皆におんぶで抱っこになっている、これで本当に良いのでしょうか？

私は大阪の草野球時代から言っている事があります。

「野球よりも大事な事があるのであればうちは止めて本当に好きな事の方に全力を注ぎなさい。それがあなたにとって一番の最善です。そしてそれは他のメンバーへの最善にもなります」厳しい言葉かもしれませんが私はこれで良いと今でも思っています。
他に大好きな趣味があるのであればその趣味に没頭するべきです。そして逆を言えば野球という組織スポーツを選んだからには野球に集中せよ！と思います。

確かに仕事があり、学業があり、家族サービスも必要です。しかしその隙間を縫って３０分素振りをする時間はあるでしょう。スコアのつけ方をネットで検索して勉強できる３０分はあるでしょう。

私は滋賀カープスをただの野球をする場所とはとらえていません。私は滋賀カープスを一生懸命頑張る子たちの想いや努力が報われる場所にしてあげたいと常に思っています。その為にチームを守ってきました。はっきり言って、ただビールを飲む為だけのチームもあります、誰でもOKで後先考えていないチームも山のようにあります。もしもその場だけの喜びを求めているのであればそのようなチームへ行けばいいです。そこで波長が合う人はそれで良いと思います。しかし一度でも滋賀カープスを選んだ選手は多分ですがそういったチームに入ると色々不満が出るはずです。その答えは滋賀カープスにあります。

一見、チームが大きく様変わりしたように感じますが私が監督として求めてきたことは微塵も変わっていません。まるでうまい選手が優遇されているように見えますがそうではありません。ただひたむきに努力する選手たちが旨い選手だっただけです。
僕は下手な立場で今日までやってきました。だから下手なのに努力しない人が好きではないです。仕事でも趣味でも下手な奴は努力あるのみです。やるからにはやる！自分が選んだからにはやらずしてどうする？ずっと負け組で良いのか？悔しくないのか？
下手でも良いが、下手の義務を負わない下手は下手ではなく負け犬です。
下手でも考え努力し実行すれば負け犬ではない。ここは大きな違いがあります。全ての事においてこれは言える事です。

自分が選んだ草野球という道。もしもまだ本気でない人がいるのであれば、もう一度襟を正しませんか？それが滋賀カープス、漢の道。

滋賀県大津市湖西の草野球チーム滋賀カープスでは新規メンバーを若干名募集中です。
マネージャーさんも大募集中です！カメラマンさんも募集中です！ともにこの滋賀カープスで熱くなってくっるマネージャーさん待っています！
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