強豪チームとの合同練習で見えた多くの課題
本日はもともと滋賀カープスのメンバーだった選手が現在代表を務めるチームと合同練習をしました。以前対戦してボッコボッコにやられた強豪です。練習の中で多くの課題が見つかり本当に良い練習となりました。
「11月にしては寒いよね」という言葉はどこへやら、遂に冬が到来しそこそこ体が冷える中での練習となりました。初めは体操から始まり。
移動しての柔軟。
キャッチボール。
内外野ノックと移行しました。内外野ノックから混合で行いました。ノッカーから見てグラブの出しどころのうまさ、捕球した時の体の入れ方など「これは強いわー」と実感しながらの合同ノックとなりました。
そしてここからがこの日一番の目玉である実践ケースノックです。ひたすら相手チーム様に打席に入ってもらい滋賀カープスメンバーは実践の中で守備練習をするというものです。強打のWeeds打線ですから右に左に強烈な打球が飛び交い多くのシチュエーションを体験することが出来ました。おかげさまで滋賀カープスに足りていない部分が結構わかりやすく露出して、時にはタイムをかけて皆で話し合う場面も作りました。
その後は実際の試合形式で少し練習をして終了となりました。終了後、鉄は熱いうちに打てと言う事で突然の土砂降りの中でミーテイングを行いました。内容は投手についてです。この日も調子が決して良いと言えなかった真に「今日はどうだった?」と問うたところ「そこまで悪くはありませんでした」との事。しかし誰が見てもその投球内容はショートバウンド投球が多かったという問答があり、正捕手カー君からはかなり厳しい言葉が飛び、ミーティング後も真とカー君の話は続きました。
草野球ではそれぞれの直近のゴールが違います。キョンx2であればゴロの球は捕りましょう。側に来てくれている中継まではちゃんと投げましょう。豪であれば上から投げましょう。選手によって今目指すべき場所は違います。
真はというと真なりにはファーボールを投げないようにする、という所が大きな目標でした。しかしカー君の気持ちはマウンドに上がる時点でその目標は達成していて当たり前、そこからのステップの一番目にある「意図を持った投球」が真は出来ていない。ただ投げるだけなら真である理由はないというモノでした。真からすれば自分の掲げている目標でさえまだ出来き切れていない中、更に高い課題を与えられたと受け取り。カー君からすれば、これは当たり前の課題という感じで少し意識のずれが並行線という感じでした。
お互い間違った事は言っていないのです。ただこの話のキャッチボールを見ていて感じる事は「まだ二人の心がキャッチボールをちゃんと出来ていない」という事です。真が投手になってからはタイミング的にタニ―が捕手に長くいたのでバッテリーは真とタニ―でした。タニ―は褒めて伸ばすタイプで真はその中で投手人生がスタートしたのでカー君の捕手イズムであるズバズバ正論をぶつけるタイプにまだ心が付いていけてなくて、心の多くで「タニ―の方が良かったなー」という部分が多分あって、なかなか心が近づけてない状態です。
草野球を出来るほどの人数が揃うと必然的に”性格が合わない奴”が2人ほどいるものです。ただ滋賀カープスには馬鹿な奴はいません。滋賀カープスの入団敷居はかなり高いです。皆さん知っての通り多くの体験の方が去っていきました。なので性格は合わないけどそいつはダメな奴では無くて、それぞれに大事にしているものが違うだけなんです。選手自身の能力も様々で、足が速い奴、遠くに飛ばせる奴、肩が良い奴、色々な特徴とデメリットを持っています。その全選手が繋がって初めて勝利を得ることが出来ます。それが野球の楽しい部分であり難しい所です。
つまりこのジグザグのパズルをいかに揃えていくか、お互いがはめ込めるように形を変えていくか、これも野球をしていくうえで大きなポイントの一つです。まだまだチームは3歳です。その中でも出入りがありなかなか心を折り合える時間も多くありません。だからこそ急がず焦らずお互いのピースをお互いで確認しあい、一つの力に変えて進んで行きましょう。
それが滋賀カープス、漢の道。
2024年に向けて2名だけメンバーを募集します。入団審査はかなり厳しいですがそれでも興味ある方はご応募ください。※初心者枠は埋まっていますのである程度普通レベルのプレーができる方のみ募集対象とさせて頂いております。
マネージャーさん大募集中です!カメラマンさんも募集中です!ともにこの滋賀カープスで熱くなってくっるマネージャーさん待っています!
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