超接戦も課題と成果が見えた好試合

11月とは思えない猛暑の中でターコイズ様と試合が行われました。滋賀カープスは滋賀湖西大津市で活動する軟式草野球チームです。
試合の詳細は記事最下部か滋賀カープス公式Youtubeチャンネルで見てください。

先発した真は前回の練習での不調はどこへやら少し荒れ気味の中にも小気味いいリズムで淡々と投げ込み強打のターコイズ打線を１失点で抑えました。

守備ではレフト福ちゃんが強烈な打球を全てナイスキャッチするなど大活躍を見せ、他の守備も大きくポロが少ない展開で１点差という緊張感が張り詰めたナイスゲームでした。

しかし５回から一気に控え組と入れ替わりになった途端ターコイズ打線の本領が発揮され、更には滋賀カープスにもミスが連発し緊迫は崩れ落ち一気に７失点となり試合を決められた。

滋賀カープスのルールとして全員野球があり、全員が必ず出れるという決まりごとがあるのでどうしても今後もこの展開はあり得る事です。控え組とは出欠がスタメン組よりも少ないメンバー、つまりは練習がそこまで出来ていないメンバーです。だからこそチーム力として後半はどんと落ちるという訳で、更には今まで張り付いてた流れが大きな選手交代で一気に崩れてしまうというポイントもあります。
このことについて終わりのミーティングで皆に問うたところこのルールに異論はないという声が揃って帰ってきました。これはとても嬉しい事ですが、同時に「ではこのシステムでどうやって今後勝っていくのか？」、ここが大きな課題となりました。

かなり前から言っている通り当然家族サービスに仕事、他の趣味もあると思います。しかし野球というスポーツは直ぐに上達できるスポーツではない分今までのたくわえがない選手はいかに家で個人練習をするかで大きな成長の差が出てきます。週一で多く来れているメンバーでもこれは言える事で、更にあまり来れていない選手は尚更です。一日のうち１０分でも素振りをすれば１週間で７０分の素振りになります。投手を目指している選手であればタオルを使って１０分シャドーをすれば１週間で７０分投げ込んだことになります。１日にたった１０分であればいくら忙しい中でも必ず誰でもできるはずです。

野球は一人の頑張りが大きな原動力になりますが、一人の怠慢がチームの敗北を招く原因にもなります。この日５回から捕手に入ったカー君、投手の豪。多くのエラーが絡みあれよあれよと失点していく中「これでは投手が可哀そうだ」とかーくんのいつもの冗談交じりではありますがかなり感情が入った言葉がありました。それは終わりのミーティングでも発言がありました。昨日の豪は今テーマにしている上から投げると言う事に終始取り組みお世辞にも球威がある球では無かったのでかなり撃ち込まれはしましたがエラーがなければもっと失点は少なかったでしょう。捕手であるカー君が少し感情的に話す気持ちも嬉しく感じましたし、その気持ちは大事だと思いました。