迫る試合に向けて濃厚な3時間半超えの猛練習
前日の雨で「またかよ・・・」と思われましたが半袖になるなどの暖かさの太陽で見事にグランドは乾きかなり濃厚な練習が行われました。
豪体操
長めのキャッチボール
内外野ノック
フリーバッティング
シートノック
とにかく重視したのは守備です。フリーバッティングの間も基本皆メインポジションについてシートノックの状態にして挑み、その後もシートノックに移行しました。内外野ノックも含めて徹底的に守備練習に明け暮れました。
その中でもやはりサードコンバートの福ちゃんは休憩時間もノックを行いノック三昧でした。まだまだエラーがほとんどですが、先週あたりからようやく顔つきが変わってきて見ていても嬉しい限りです。全ポジションもそうですが特に三遊間はチームの大動脈です。そこがザルになれば試合は壊れます。カラオケや酒を飲む事と野球は違います。それは責任が伴うという所です。自分がエラーをすればそれは全員を道連れにしてしまいます。「草野球は楽しく」と私も言いたいですが、楽しく野球をするためには大きな責任を背負わなければなりません。そしてその責任を全うする為に私を含めた下手糞はひたすらに練習するしかありません。そして一定レベルに達したときにはじめて「楽しく野球ができるのです」。責任を負わずに、義務を果たさずに楽しい野球は出来ません。全員がエラーばかりをして一つもアウトを取れずに毎回何十点失点して楽しい野球とは言えないはずです。
だから野球は苦しく難しいスポーツなんです。
でもそこに同時に多くの楽しさも存在します。それは出来なかったことができていく喜び、一人ではなく皆で成し遂げていく喜び、相手チームがありそれらに勝っていく喜び、皆そういった楽しい部分を知っているからこそこんな苦しいスポーツを楽しいと思ってせっかくの休みを潰してまで野球チームに参加するんだと思います。私も漏れずにその一人です。
一人のエラーはチームに大きな損害を与えますが、一人のファインプレーは皆を救います。一人のエラーも皆でカバーすることができます。しかしそれには全員が誰かをカバーできるほどの力を持たなくてはいけません。それにはもっともっと上手くなっていかなければなりません。それにはもっともっと練習をしなければなりません。そしてチームは進んでいきます。つまり全員が本気でうまくなろうとしないとチームは進めないのです。誰か一人でもその気持ちを忘れていてはチームは停滞します。それが野球で、それがチームです。
「自分の存在は、自分が思っているよりも非常に大きいのです」
今一度それを思い出し、また次回からの練習に取り組んでください。
それが滋賀カープス、漢の道。
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