大雨ニモ突風ニモ吹雪ニモ負ケズ

練習開始の２時間ほど前から突然晴れていた空が曇りだし雨が降ってはやむという非常に不安定な気候でしたが、一カ月の自粛期間を経ての一発目と言う事もあり晴れる事を祈り練習を決行しました。

初めは晴れ間も見えて、体操とグランド一周マラソンを行いキャッチボール開始。

前回から来られている初心者の方も泥んこになりながら柴やんと一生懸命キャッチボールをしていました。

しかしその後猛烈な雨に変わり一旦練習を中止。

ほどなくして少しおさまったので滋賀CARPS名物塁間27回エラーなしキャッチボール開始。

しかしこれが全くダメで、上に下に悪送球のオンパレードで１度だけ24回まで行きましたが、キャッチボールも入れて80分程キャッチボールをしましたが残念ながらこの日は成功ならずでした。この経験を元にキャッチボールをどのような意識をもって行うかを今一度考え実行してください。

キャッチボールは自分の速い球を投げればそれで良いのではありません。相手の胸元に相手が取れるように投げる事。これは野球の全ての根源です。是非とも次回は成功できるように準備をしっかりとしましょう。

二か所でノックをこないました。もうこの時点で全員スパイクはびしょびしょ、極寒ですのでほぼ全てのメンバーの足の指先の感覚は無かったでしょうね・・。そして手の指の感覚もほぼありませんでした。

ノック中にも猛吹雪が吹き荒れ一度休憩を入れました。

最後はトスバッティング→軽いフリーバッティングをしました。

最後の方は目の前も見えないような吹雪でした・・。

一般男性でも凍える中、体験に来てくれていた女性メンバーが素手でボールを綺麗にして手渡しをずっとしてくれました。

そして同時に皆に一番声を出しているのもこの選手でした。

全員が体の芯から凍える壮絶な環境で今自分が出来る事を一生懸命やる事、それはとても大事な事です。この寒い中の練習も同じ事です。寒いから雨が降っているからと言い訳はいくらでも出来ますが、大事な事はこの中で自分は何が出来るか、それを見つけて一生懸命行う事です。今後雨の中の試合も多くあるでしょう、その時は足元は緩く、インプレー中はボールは泥だらけです。冬になればいつも寒い、夏になれば今度は倒れそうな暑さです。清々しい環境でしか良い結果を出せないのであればそこまで結果は出せません。いかに厳しい場面で自分の特徴を出し続けれるかが野球でも人生でも大事になってきます。それはホームランを打つことか、一生懸命走る事か、広い守備範囲か、マネージャー業か、声出しか、気配りか、どれも等しくチームの力で、どれ一つも欠かすことは出来ません。それが揃って滋賀CARPSです。